東京盃 出走
前走クラスターCでリメイクに敗れたドンフランキー
2着で賞金加算はできたものの、目標だったJBCスプリントの出走は難しい状況
ライバルのリメイクはコリアスプリントへ
オーナーは「東京盃へ向かいます。ただ、JBCスプリントへの出走は分かりません。」
プロキオンSを目標にして勝ったのは良いものの…次の目標のJBCスプリントへは賞金が足りないという状況。。。
厳しいローテでクラスターC（長距離輸送もあり）から、また厳しいローテです。
東京盃に向けて難しい調整は目に見えてました。
東京盃 しがらき
8月の終わりにオーナーと馬体師と一緒にお手馬を見に行きました。
この時627㎏です。
今年は本当に暑い日が続いていたので心配していましたが…夏バテなし！（笑）
素晴らしいですよ。
もう最近は「ウいッス！よく来たねｗ」
って感じで出てきてくれます。
このトモ（笑）
凄いですよね、、、
個人的にドンちゃんの一番好きな角度です。
この山脈のような曲線美
カッコよさに美しさがあります。
東京盃 追い切り
9月13日から栗東TCで調教を開始しました。
9月21日にオールカマーに出走するジェラルディーナとCW併せを行いました。
ジェラルディーナは最終追いで、ドンちゃんは1週前追い切りです。
外ジェラルディーナ、内ドンフランキーです。
この映像を見る前にオーナーから連絡…
「うーん…時計出ちゃったみたい、、、」
この時、ドンちゃんの馬体重が思ったよりも減っていて、そんなに時計出すつもりじゃなかった。
ここでふと思い出した…
そういえば、前にジェラルディーナと併せた時も時計出してたなぁ…ドンちゃん
ちなみにその時の調教写真がコレ
ロックオン！
完全にジェラルディーナを見ながら走ってたよｗ
これは…絶対にドンちゃん、ジェラルディーナの事が好きだな（笑）
冗談はさておき、レース後に先生が「今回は本当に難しかったです」と言ってたように、調整は難航しました。
9月30日の最終追い切り
2歳新馬と併せて併入
いつも見てくれている方ならお分かりだと思いますが、ドンちゃんの場合、調教内容は関係ありません。
オーナーから連絡
「先生がようやくスイッチ入りました。だってよ」
よっしゃー！！！！
東京盃 レース前
10月4日 大井競馬場
生憎の雨模様…馬場は不良
ドンちゃんは8枠12番に入りました。
内側見ながら先行争いできるので良い枠です。
レース前にX（Twitter）で情報収集してたらギシギシもジャスティンもマックスもケイアイドリーも前に来るとの事、、、
更にアルカウン陣営が「展開壊しても前に行くつもり！」
はい！？
玉砕されるんですか！！
まぁ謙一君に任せるのは決まっているので…別にドンちゃん控えようと思えば控えれますし、、、
パドックが始まりました。
ドンちゃんの馬体重は588㎏（前走比±0）
セーーーーーーフ！！
僕はTVで見ていましたが、ナイターのパドックってよく分からないですねｗ
レース後にオーナーに聞いたら
「メチャクチャ良かったよ！過去1番だったかもしれん！」
本当、ドンちゃんって、普段のほほんとしてるのに、パドック入ると気合入るんだよね、、、
僕らの仕事はここまでです。
あとは謙一君に託します！
東京盃 レース
最終単勝オッズは1.4倍
本当、皆さんのお陰です。
1番人気でレースが始まります。
12番のピンク帽がドンちゃんです。
ゲートが開いてスタート！
テレビのアングルのせいなのか分かりませんが、ドンちゃん抜群のスタート！
ヨシッ！！良いよ！！
何ぃ！？
4番ギシギシが速い！！
マジか！？
どうする！？謙ちゃん！？
ここでテレビ画面が後方勢に変わって先行争いが分かりません、、、
画面が切り替わったらドンちゃんがハナだ！
うおぉぉぉぉ！
謙ちゃん、行ったかぁ！！
＊後で気が付いたのですが、ギシギシの笹川騎手…たぶんドンちゃんのキックバックが嫌でワザと外に持ち出していますよね
ハナを取りきったら謙一君は少し緩めます。
ここが謙一君の凄いところです。
うん！？
ドンちゃん膨らんだのか…それとも謙一君わざと内開けたのか！？
その内からジャスティンが突く！
マズい…リメイクのクラスターCの再現か！？
内からジャスティン！
後ろからリュウノユキナ！
けんいちぃぃぃぃ！！！！
ドンちゃん！がんばれ！！！！
いよっしゃぁあああぁぁああ！！！！
勝ったぁ！！
めっちゃ頑張った！ドンちゃん！！
うん、、、1.10.0…
レコードじゃん（笑）
マジかよ…ドンちゃん押し切りやがった、、、
東京盃 結果
いやー強かったですｗ
スタート後にギシギシとやり合って力でねじ伏せて
4コーナーで内からジャスティンに強襲されて
後ろで完全マークされてたリュウノユキナに迫られ
それでも押し切りました。
謙一君も強気で押し切りましたね！
素晴らしい内容でした。
588㎏で前走から上積みは無かったですし、中間も本数少なく厳しい調整の中でこの競馬です。
何だろう…
ドンちゃんは想像を超えてきます。
本当凄い馬です。
何か、遠い存在になっていく気がして…ちょっと寂しい気もします。。。
東京盃 レース後
謙一君のインタビューで「レコードはおまけみたいなのもなので…」
謙ちゃんカッケー！！！！
「ドンフランキーはまだ底を見せていないですし、これからもっと強くなると思います。」
うんうん…ありがとう謙一君（涙）
僕は自宅でTV観戦でした。
少しだけオーナーに「おめでとう！ありがとうございました！」と連絡が取れて、関係者の方からの祝福連絡の対応をしていた時に事件が起こりました、、、
三冠馬さんから「あれ…ドンちゃんJBCスプリント出ないんですか？」
ちょっと待て…どうゆうこと？？
「S先生がインタビューで年内休養だって。。。」
レース後のインタビューで言うのかよ！？レスポンス速すぎるだろ！？しかも先生のインタビューで！？
まぁどう考えても厳しいって分かっていたけど…オーナーが言うものじゃないのかｗ
もう速攻でX（Twitter）でみんなに報告（笑）
でも、みんなすぐに理解してくれて良かったです。
謙一君がリツイートしてくれたのも助かりました。
だって、普通「何で優先出走権がある東京盃に出したんだ！」ってなるよね、、、
ドンちゃん、お疲れさまでした。
本当、頑張ったね！
ゆっくり休んで、来年またみんなに褒めてもらおうな！
ライバル リメイク
ドンちゃんがこの暑い夏に厳しいローテで重賞3戦を戦ってこれたのは、ライバルのリメイクが居たからかも知れません。
●プロキオンS ダート1400ｍ
1着：ドンフランキー
2着：リメイク
●クラスターC ダート1200m
1着：リメイク
2着：ドンフランキー
●コリアスプリント ダート1200m
1着：リメイク 1.10.0 レコード
●東京盃 ダート1200m
1着：ドンフランキー 1.10.0 レコード
やっぱり、ライバルがいるから強くなれるのだろうか…？
奇しくも、リメイクはJBCスプリントに向かうが、主戦の川田君がBCに行くため乗り替わり。
そして、ドンフランキー主戦の謙一君もメイケイエールでのBC挑戦を発表した。
競馬の神様がいるならば…
教えてくれないかなぁ
この2頭がこれからどうなるのか、、、
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