血統考察

競馬は「ブラッドスポーツ」と言われます。
確かに全てのサラブレットは血統の上で成り立っていますので、その通りです。
しかし、走る走らないという答えを導き出す為の「血統」は単なる1つのファクターでしかありません。
簡単な話、素晴らしい血統でも走らない馬なんてめちゃくちゃいます。

よく競馬予想で血統のデータを用いて「ロベルト持ちだから重馬場なら買い」とか言っていますが、実際にはそんな簡単なものではありません。
ロベルト持ちでも重馬場苦手な馬なんていっぱいいます(笑)

「ダービーはダービー馬の仔から」という言葉があります。
確かに距離適性は父からの遺伝というのが基本ですから、まぁまぁな確率でそうなるでしょう。
しかし、エイシンフラッシュ、キングカメハメハ、ワンアンドオンリー、オルフェーヴル、ディープスカイ、タニノギムレット…これらのダービー馬はすべて父はダービー馬ではありません。
血統データなんてものはこんなものです。

何が言いたいのか?といいますと血統は「後付け」だと私は思っています。
私の知る限り意図的に血統を構築して作られ、走った馬はエルコンドルパサーとディープブリランテしか聞いたことがありません。

世界一美しいと評されるエルコンドルパサー5代血統表


人間が意図的に作ったところで絶対に走るとは限らないのです。
逆に名馬の多くは「意図せずに種付けされた」馬のほうが圧倒的に多いのです。


オルフェーヴルの母オリエンタルアートはディープインパクトを3回種付けしますが、3回とも不受胎で、仕方なくステイゴールドを種付けして産まれたのがオルフェーヴルです。
そのオルフェーヴルが活躍した後に「血統表が素晴らしい」とか言っちゃう訳ですよ。
こんなもの「後付け」の何物でもありません。

血統だけで走るか走らないかは分かりません。
でも想像はできます。
それが楽しくて仕方ないだけです。
はっきり言ってこんなものは私の「好き嫌い」なんですよね。
馬体も同じです。
その人の「好き嫌い」なんです。

最後に1つだけ、血統や馬体よりも重要なファクターがあります。
それは「教育者」です。
お子さんは居ますか?
ペットは飼っていますか?
お子さんもペットも一番大事なのは相手ではなく自分じゃないですか?
私は馬も同じで、血統よりもいかに育てるかが一番重要だと思っています。

でも、もしセレクトセールでエルコンドルパサーみたいな血統の馬が出たら、オーナーに土下座でも何でもしてお願いするんだろうなぁ(笑)

私の「血統考察」は、ただの好き嫌いなのでご了承ください。

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