7戦目 瓢湖特別(1勝クラス)その1
前走馬群を割った時に負った外傷は大したこともなく、レヴェッツァは元気一杯でしたので、早い段階で7戦目が決定しました。
2021年9月4日/新潟/芝2200m/瓢湖特別(1勝クラス)
前走後に福永騎手が
アクシデントがあったものの勝てるレースでした。
本当に申し訳ありませんでした。
次は絶対に負けられない思いで臨みます。
前走は1番人気で「勝たなくてはいけないレース」を落としてしまったので、ショックではあったのですが、収穫もありました。
レヴェッツァは馬群を割れるという事が分かりました。
内ラチ沿いで脚を溜めて最後に脚を使うイメージだったのですが、前走は初めての多頭数レースでしたので、最後の直線で前の馬たちを捌かなくてはなりませんでした。
負けはしましたが、レヴェッツァは狭いところを割って伸びてきました。
よく競馬を見ているときに「何でわざわざ大外ぶん回すんだろう?」なんてことありますよね?
色々な理由があると思います。
芝が外のほうが良いとか、アクシデントが少ないとか…
でも、結構「馬が馬群を嫌がるから」という理由ってあるんですよね。
まぁ上のクラスだとあんまり無いんですけど。
7戦目 瓢湖特別(1勝クラス)その2
レース当日はあいにくの雨
レヴェッツァは馬場が悪いのは得意ではないので少し心配でした。
なんとか稍重でレースを迎えます。
12頭出走で7番からスタート
断然の1番人気です。
スタートして中段外目を追走
折り合いはついている
3コーナー手前でミルコが外から仕掛けるが、相手にせず自分のペースで進む
コーナーワークで先団にとりつく
最終コーナーを回り、前には内ラチ沿いを逃げるレットミーアウトのみ
ラスト100mあたりで先頭をとらえ、1馬身差で勝利
完勝でした。
非常に落ち着いたレース運びで、余裕のある勝利でした。
前走よりも筋肉の質が良くなっていました。
馬も落ち着いていましたし、余裕を持ったレースができました。
今後もっと良くなると思います。
ようやく2勝目を挙げてくれました。
しかし、年内にもう1つか2つ勝ちたい。
どうしても3歳馬に有利な斥量のうちに勝っておきたいです。
でも焦るとダメなんですよ。。。
壊れたり、成長できなかったりします。
2戦がんばってくれたので、NFしがらきに戻すことになりました。
8戦目 3歳以上2勝クラス その1
前走の瓢湖特別を勝って、NFしがらきに戻ったレヴェッツァ
約1か月の休養を経て、8戦目が決まりました。
2021年11月14日/阪神/芝2200m/3歳以上2勝クラス
前走、前々走と福永騎手に乗ってもらい、何回も調教をつけてもらって
レヴェッツァは速い脚を使えないので、内回りのが良いです。
距離は2200mがベストだと思います。
阪神の2200m内回りはレヴェッツァのベストな条件
引き続き福永騎手に騎乗依頼をしますが、福永騎手がブリーダーズカップ出走の為アメリカに行ってしまうので乗れないとのことでした。
しかし、デビューから乗ってもらっていた池添騎手が乗ってくれることに
こうして乗り替わりでもトップジョッキーが乗ってくれる事は非常にありがたいですし、オーナーに感謝です。
8戦目 3歳以上2勝クラス その2
もう結果から言いますが、見事に勝利して3勝目を挙げました!
このレースは今までのお手馬の中でもベストレースだと思います。
何十回もレース動画を見てますが、未だに興奮しちゃいます。
レースは8頭立ての小頭数
馬場は良馬場
枠は3枠3番
レヴェッツァは2番人気
1番人気は2021年フローラSで1番人気にもなった超良血牝馬オヌール(父ディープ/母アヴニールセルタン)で騎手は岩田望騎手
そして3番人気は2020年のローズSで1番人気に推された牝馬フアナ(父ルーラーシップ/母イサベル)で騎手は武豊騎手
戦前に「オヌールが来るから何頭か回避したみたい」との情報が入りました。
ただ、オーナーと私はオヌールよりもフアナのほうが嫌でした。
オヌールは父ディープの410㎏くらいの小柄な牝馬です。
過去の東京で上がり32秒台を使うほどキレがあります。
ただ今回の舞台(阪神芝2200m)適性とは合いません。
しかも騎手は岩田望騎手
やっぱり武豊騎手のほうが怖いですよ(笑)
その予感が的中します。
スタートしてレヴェッツァは自分のペースで中段後方で折り合います。
オヌールは掛かり気味で岩田望騎手が一生懸命に抑えます。
そしてフアナはレヴェッツァをぴったりマークしてきました。
8戦目 3歳以上2勝クラス その3
3コーナーからレースが動きます。
ペースが上がって、フアナが捲ってレヴェッツァを閉じ込めます。
この時の事を池添騎手は
豊さんのマークがもう凄くて…
でも、フアナは最後に脚が止まるから必ず最後にチャンスが来る
フアナの脚が止まって寄れた時が勝負だと思った
池添騎手は武豊騎手が捲っていって被せられたときにイメージはできたと言っていました。
4コーナーを回って最後の直線
前のオヌールはやはりもう脚は残っておらず、フアナと大外からダンディズムが脚を伸ばします。
そして、ラスト200mで前にオヌール、併せ馬でフアナ、フアナの外にダンディズムと3頭合わせで追い比べになります。
池添騎手はイメージ通り狭い間を割ってフアナを振り切りますが、その外のダンディズムの脚が衰えません。
しかし、最後はハナ差でレヴェッツァが勝利しました。
見事に3勝目を挙げましたが
レース後の池添騎手のコメントで
よく我慢して、最後に良い脚を使ってくれました
ただ、上のクラスで勝つにはもう一つ最後の伸びが必要になります
勝って兜の緒を締めよ
次を勝てば念願のオープン馬
素晴らしいレースでしたが、裏を返せば池添騎手の好騎乗のお陰で、何とかハナ差の勝利
私たちはここからの壁がとてつもなく高い事にまだ気付いていませんでした…
コメント